ROBOT

[1/72 ゼニス(和輝機)]









CAPTION

「ストラクチャーアーツ フロントミッションVol.1 ゼニス」を

ゲーム「フロントミッション3(以下FM3)」に登場する主人公・武村和輝の機体として制作しました。

今までいっぱい組んできたSAFMのキットでは、一番最初に完成させた機体です。


通常ヘッドがコトブキヤARTFX版の造形に近いものであったことと、

和輝機の初期装備であるショットガン・ナックルが付属していること。

何より、仲間の機体であるドレーグがまさかのラインアップ入りをしていたこともあり、

Vol.1のゼニスはまず和樹機として組むという方向で決まっていました。


2023年の再販時以降からはFM3に準拠した造形の肩が付属しますが、

個人的にはこのハイディテールかつ迫力のある従来の肩の方が強そうで好みですね。

何より、ゼニスは往々にして新作のたびに姿形が変わっていった機体ですから。


塗料は個人的な印象に基づいて、Mr.カラーの「灰緑色」を使用。

頭部のバイザー部分はコトブキヤARTFX版を意識して「ブラック」で塗装しました。


ちなみに、関節部はこのころから塗装しない方向でいました。

一つは「可動部塗ったら剥げるに決まってるだろ」という考えであること。

もう一つは「市販のアクションフィギュア的な感じに仕上げたい」という考えでもあること。

そして何より「ちょっと雑に塗っても綺麗に関節部だけ剥がせるから」というのが理由です。


FM3はこの主人公である和輝を含め、歴代でも最もケレン味の強いシナリオが特徴的ですが

伝統的なAFVとゼロ年代後半以降のロボットプラモのフォーマットを組み込んだSAFMにおいては

ポージングやアクションといった側面においては、最も「ブンドド」が捗る作品ではないかと

個人的には思います。

シチュエーション面でも、日本の市街地や港などが戦闘の舞台になっていて、

実際そのイメージで撮りましたが、けっこう楽しく撮影できましたね。

FM3は個人的にゲーム面において比較的安定しつつ、いろいろな楽しみ方もできる一作なので、

オススメしたいところですね。

リメイク版もどう仕上げてくるか(特に殴られて文字通りしめやかに爆発四散(!?)する歩兵)、楽しみです。

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